2002第23節 水戸ホーリーホック対アビスパ福岡



しかしまぁ、確かに以前「ホームで負ける気がしない」などと調子に乗って書いてみましたりしましたが、まさかあんなもんが見られるとは思っていなかった訳ですよ、これが。

 なお、当日はいい感じで風が吹くごく普通のひたちなかでございました。別にそういう意味での異変は発生しておりませんでした。はい。(注1)
 そんなひたちなかに管理人が到着したのが試合開始約1時間20分位前。入ってきて間もなく売り子さんが里美村製チーズケーキを売りに着たので即購入。いや、チーズケーキに水戸のエンブレムが書いてあったのですが、やはり始めはとても食いづらかったですよ。何処となくもったいなくて。
 ・・・まぁそう考えていた10秒後には、エンブレムなど跡形も無くなっていましたけど。そこだけわざとらしく管理人が集中的に食べていたという説もありますが。何がもったいないなんでしょうかねぇ、全く。(←他人事)
 しかしこの日のイベントはいつもに比べて気合が入っているように見えましたなぁ。ハーフタイムに聴いてて恥ずかしくなる歌を流してお茶すら濁していないどこかの市とはえらい差でございます(汗)。


 そんな事をしているとスタメン発表。


     小野   北川
        上園
   北島         山崎
      栗田  北島

   冨田  鳥羽  小川
        
        石川

 SUB GK武田 DF木山 MF木澤  FW吉田


 ・・・さて試合開始。開始直後に小川さんが右足でクリアしようとしたボールを何故か左足に当てて大慌てという普段のびっくりどっきりショーが展開されていたあたりは普段の水戸だと思っていたのですけれど。
 そんな事を考えていると素早いリスタートから小野がDFの裏に抜け出してGKを交わしてあっさり先制。なんか非常に使い慣れない言葉ですな、あっさり先制。
 その後若干攻め込まれるも全くと言って良いほど怖さがなく、その数分後にはサイドチェンジから北島が抜け出そうとした所を倒されてPKゲット。スタンドがこの珍しい光景に若干興奮気味の中、こちらも完全に確変中の小野が冷静に流し込んで2点目ゲット。(注2)

 しかし今の小野は本当に自信を持ってプレーしていますな。このPKもしかり。昨年、PKを蹴るたびにあきらかに目がどこかに飛んでいたどこぞの誰かさんとは訳が違う。
・・・つか生きてるか?須藤。

まぁそれは置いておいて、この後もどちらかといえば福岡がボールをキープし、水戸がカウンターで攻める(注3)展開が続く。そしてコーナーキックからもはや当然のようにフリーになっていた冨田が押し込み3点目。その数分後には北川がようやく今季初ゴールを決めてくれちゃったりして4点目。(注4) 
その後は水戸の控えメンバーがこれまでに見た事無いような笑顔でアップを開始しているのを眺めながら4−0前半終了。水戸のスコアボードに4の数字が準備してあった事に驚きつつ(注5)ハーフタイムへ。

 なにげにハーフタイムに他会場の結果をiモードで見ていると、そこに「水戸 4−0 福岡」 の文字を発見。もうディスプレイが涙で見えません

 後半開始。水戸は山崎に変えて木澤投入。この時管理人はこれで後半無失点だったら今夜は祭りだわっしょいという勢いだったのですが、さすがにそうは問屋がおろしてくれないらしく、前半よりさらに福岡に攻め込まれる展開に。そして篠田にオーバーヘッドで決められついに失点。この失点で明らかに運動量と集中力が低下してくるあたりは相変わらず水戸らしく。その数分後にゴール前の混戦をアレンに決められて4−2(注6)。

 しかし4−0でここまで安心できなくさせてくれるあたりがいかにも水戸らしいというかなんというか。いや、どちらかというと昨年の仙台サポのような心境に近いかも知れぬ(←推測)

 とまぁ書いているが、この次失点したら本当に冗談じゃなくなるといった状況に追い込まれ、菅野さんも流石にまずいと思ったか上園に変えて木山を投入し4バックに。木山と鳥羽が真ん中に入り小川が右、冨田が左という感じに。
 4バックにして何とか凌いでいると、福岡の最終ラインから木澤が(注7)ボールを奪い、これを北川が決めて5−2。この一点には本当に救われましたがな。

 そんな調子で少し余裕が出てきた水戸は満を持して北川に代えてを投入。その、期待に違わずポジション不明になってみたり、マイナス方向に敵、味方だれも反応できない鋭いスルーパスを出して見たり、終了間際にチームがボールキープをしている中、あえて相手にボールを渡してみたりとあぁなんか他にもあったような気がするが神出鬼没の大活躍(注8)を見せてくれたり。
 まぁその間に蔵田にCKからヘッドできれいに決められたりはしましたが、メインスタンドからに多大な声援(苦笑)が送られるなか、試合終了の笛が鳴り響いたのでした。結局最後はいつものひたちなかですか

 しかし一言で言えば疲れる試合でした。5得点もウチが物凄く素晴らしかったというよりは、福岡DFじ(以下検閲)といった感じでしたからなぁ。なぜに何回コーナーキックを蹴っても必ず2人はフリーになっているんですか(汗)。クビも当然でございます。うちも昨年似たようなのを抱え(以下自粛)

 そういうわけで何処となくすっきりしない気分を抱えながらスタジアムを後にしたのでした。いや、分かっちゃいますけど俺も贅沢になったもんですなぁ(汗)。


・・・余談・・・

試合開始直前(←多分)時のとある会話。
某氏・・・オーイ翔平。今日点取ったら、どこかのサイトの管理人が名前直してくれるかもしれないぞー。
どこかのサイトの管理人・・・はて、なんのことやら(汗)

・・・結果、余計に悪化しました。点をとったら直します。多分。


注1…当然のごとく試合終了する頃は肌寒うございました。
注2…周りが喜んでいる中、約一名ほど「今殺ったのは誰だ!」と怨念を撒き散らしていた(←誇張)人がおりましたが。
注3…水戸がカウンターで攻めるなど、昨年はとても書けなかった事を思い出し思わず涙。
注4…すまん。どうやって点を取ったか余り覚えておらぬ。普段なら間違いなく覚えているんだがなぁ。なにせ珍しいし(汗)。
注5…その後すぐに「あ、相手用か」などという事が思い浮かんでしまう自分が微妙に嫌。
注6…1点目と3点目は仕方が無いとして、この2点目には当日本当に激怒しておりました。
注7…
何故そこにいる。しかもこの時、たしか兄貴は最前線の中央付近にいたような気がするぞ。
注8…思わずアジアカップのほにゃ(以下自粛)。交代枠が残っていたらひょっとした可能性は高い


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