第25節 水戸ホーリーホック対アルビレックス新潟
試合開始1時間前、私は友人Aの家にいた。 以下lot→L 友人A→A L 「よう、これからサッカー見に行かない?」 A 「いや、10時からバイトあるし、ちと無理だ。大体延長になったらどうするんだ?」 L 「大丈夫だ。延長は無い。」(注1) A 「どっちにしろ9時半には家にいないとまずいんだって。30分で戻ってくるのもきついって」 L 「つくばからひたちなかまで30分で行ける時代だぞ。それも問題無いぞ。」(注2) A 「・・・・・・・・」 というわけで、笠松と言う事もあり友人Aを そんなこんなでキックオフ10分前ぐらいに到着。今日は財政状況によりA席で見ようとなどと思いながらチケット売り場へ急ぐ。そしてチケ売り場にてA席二枚を買おうとすると。 「すいません、A席もう無いんですよ」 はぁ?売り切れ? 何かがおかしい。(注4)そう思いながらも仕方が無くS席を購入。キックオフまで時間が無いのでいそいで入場する。そしてスタンドに入ると・・・ A 「おい、A席のほう無茶苦茶空いてるぞ」 L 「なんだ、球団はチケット刷り忘れたか?それとも1000人くらいしか来ないと思っていたんか?」 A 「いや、多分少しでも金儲けしようと思ってA席を用意しなかったんだろう。」 L 「なるほど、納得。」 とまあそんな会話を交わしながら、本日の入場時に使用するシャボン玉を受け取り、前から3列目の席に座る。(注5) そして選手入場。シャボン玉をこれでもかというぐらいに吹く。 そしてスタメンを確認しようとするのだが、どこにもでていない。電光掲示板は未だに真っ暗だ。とりあえず私は水戸の選手だけは把握できるのだが。 以下水戸のスタメン 小野 申 河村 黄 北島 上園 大橋 木山 安 竹谷 本間 そしてキックオフ。電光掲示板がようやく表示される。がしかし、でているのはスコアだけ。スタメンが把握できんぞ。まったく。 前節から3−5−2になっていたのだが、思ったより安定している。前からプレスをかけようとしている姿も見られる。そして3バックのラインも高く保てている。 前節もそれなりに出来てはいたのだが、なにせそこは水戸。前節良かったからといって次が良いというのはまれであるという今までの法則に従うと、バックラインがずるずる下がり始め、何時の間にか5バックに、そして最終的に7バック発動というのも多少は覚悟していたのだが、その心配は余り無さそうだ。 新潟の方もDFの裏にボールを通してくるのだが、そこは本間とコンバートされた安が中心になって守る。 そして前半も終わりに近づいた頃、河村のドリブル突破が珍しく成功し、サイドを切り崩して中央へ、そのボールを 後半開始。ここで始めて電光掲示板に選手名が出てくる。しかしまだ背番号が出ていない。いや、確かに今まで電光掲示板という文明の機器をさほど扱っていなかったのは判るのだが。 また、スタートから黄に代えて山崎を投入し、北島を左サイドに持ってくる。そして後半9分頃にゴール前の混戦から小野が蹴り込み二点目。ちなみにここで管理人が考えた事は、いかにして新潟の攻撃を1点に押さえきるかという事であった(爆) いや、ほら、今まで完封なんて考えられなかったし。 2点目を取られると、新潟はすぐに神田に代えて黒崎を投入し3トップ気味になって攻めてくる。この為か、2点差になって気が緩んだのか、サイドが押しこまれ始めてしまう。なんかなれない点差に選手が戸惑っている様にも見えたのだが(爆)。 ここで本日の入場者数発表。2432人。やはり結構多い。今年二番目の入りである。(注6)しかしねぇ、これでなんでA席売り切れるかなぁ。そしてこの頃になって、始めて電光掲示板に背番号入りの選手名が出てくる。いや、長かった。ようやく大人の電光掲示板になれました(涙)(←なにかが違う) その後小野に代えて、須藤を投入。後半40分頃には北島に代えて小川を投入し、守備固めを図る。そのまま新潟の反撃を押さえきり試合終了。8月にてようやく今期二勝目をあげた。 正直、今までの水戸のサッカーから考えれば、この日は十分な出来だったといえる。とっさの状況判断に多少の難がある安をDFにしたのは正解だろう(注7)。もちろん味方へのフォローが相変らず少なかったり、速攻の時に後ろの選手が歩いていたり、スローインが直接サイドラインを割ったり(注8)と問題点はあるのだが、一度に直せといっても無理があるだろう。 次の甲府戦が正念場とも言えるだろう。勝てば最下位脱出というのもあるが、この二試合できたサッカーがこの次でも出来るかというのが問題になってくる。何せ今まで散々裏切られてますからねぇ(毒) そんなこんなで本当に久しぶりに気分良く帰宅の途につく。しかしよく考えてみると、初観戦で水戸の勝利を見れるという世にも恐ろしい事を成し遂げた(爆)友人Aは凄いと思ってみたり。 そんなAに管理人が帰りに一言。 L 「お主、次から人柱として強制拉致だからよろしく。」 A 「はぁ?」(注9) 注1・・・この時点での延長は無いという意味はどういう事を意味するかは各自勝手に想像してください(汗) 注2・・・良い子のみんなは真似しちゃダメだよ。 注3・・・そんな友人Aを水戸の試合に最初に連れていくことに全く抵抗が無かった訳ではない(爆) 注4・・・おかしいとは言っても、満員になっているという考えは浮かんではきていない。 注5・・・キックオフ直前になって真ん中付近のこの位置に座れるというのはある意味幸せだが、なにかが違う。 注6・・・それでもこの日のJ2で観客数が最低だったというツッコミは禁じられている。 注7・・・状況判断にいまいち難があるボランチという時点で、なにかが違うような気がしないでもないのだが(汗) 注8・・・もちろん反対側まで飛んだ訳ではない。どうやったらそんな芸当が・・・・ 注9・・・こんな事を書いてはいるが、彼を毎試合連れていけるような財政状況ではない。そもそもこの日もチケット代出してないし。 |