岩舘侑哉、ついにJリーグ初ゴール
953分目の快挙。

  とうとう決めた。あの岩舘師匠がプロ入り初ゴール。
J2リーグ第40節水戸ホーリーホックと横浜FCの一戦にて2点ビハインドの後半18分、FW西野が頭で落としたボールを左足で豪快にゴールネット上部に突き刺した。デビュー後出場時間1000分を切るJ初ゴールという偉業に、スタジアムは一時騒然となった。


 決めた瞬間は、信じられないという表情の人、興奮して何をしゃべっているのか分からなくなる人、思わず笑いだす人、心の底から「エエエエエエエエ?」と叫びだす人、ゴールに入ったボールがネットの上に引っ掛かった為に、岩舘クオリティを発揮してまた上に外したと勘違いした人、岩舘のゴールなんて俺は認めないと言い出す人など、岩舘師匠の953分目の初ゴールに会場は一時騒然となった。

 ただ、本人は初ゴールにも「ゴールは嬉しいが、逆転できなくては意味がない」とのコメントを発している模様で、現状に満足していない状況からまだまだ今後の活躍も期待できそうだ。

また、岩舘のゴールを記念し、9月16日を岩舘記念日とする事が現在検討されている。


なお、試合は岩舘コールドゲームにより水戸サポが勝利している。
 
(記 脛育 祖率度)


 
【水戸−横浜FC】 初ゴールを決めた岩舘(左)と
まさかの失点にがっくりうなだれる横浜FCの選手